様々な価値観の変遷を経て、今や出勤にスーツが不要な会社も増えてきました。
筆者が働く会社もそうで、通年ビジカジ・華美すぎなければ私服通勤も認められています。
僕自身は割とファッションが好きで、ビジカジスタイルもいかにおしゃれに着こなすか、日々楽しんでいます。笑
今回はそんな僕が普段意識していたり、周りのオシャレな方を見て思った「失敗しないビジカジスタイルのコツ」をご紹介します。
全身で気をつけることから、上半身、下半身、足元、それぞれの注意点を解説していきます!
気をつけるべきポイント 全身編
使う色は3色まで。困ったら黒、白、ネイビー、グレーのうちから3色。
まずは服・カバン・靴に使う色は多くても3色までにする、そしてそのうち最低でも2色は白、黒、ネイビー、グレーの何れかを使っておきましょう。3色その4種から選んでもOKです。
おしゃれに見せようとしてありがちなのが、派手な色を使うことです。
確かに、派手色は上手く使えばおしゃれに見えるのですが、扱いがめちゃくちゃ難しいんです。
個人的には、初めはおしゃれに見せようとする、というスタンスより、“なるべく目立たない服装をする”ことがかえっておしゃれに見せるコツだと思っています。
そして目立たない服装とは、モノトーンカラー(白、黒、ネイビー、グレーあたり)を使うこと。
どの色を買えばいいかわからない状態であれば、まずはモノトーンカラーの服を買えば大丈夫です。
パンツ(ボトムス)に白は避けるのが無難
ここまで説明しておいて少し矛盾が入りますが、上記4色のうち、白はトップス(上半身)か靴に使用すると良いです。
あくまで世の中の傾向として、白のズボンはおしゃれに見せる難易度が若干高いです。履くのであれば、ベージュに近い色でワイドシルエットを選ぶことをお勧めします。
サイズにこだわる。ビジカジならジャストサイズ〜ややゆったりめに。
フォーマルでもカジュアルでも、サイズ感は周りから見たおしゃれ具合をかなり左右します。
特に最近であれば、その人にとって小さめのサイズ(シャツの丈や袖が短くて中途半端であったり、ズボンの裾がくるぶしよりもかなり上にあるようなサイズ)はおしゃれに思われにくい傾向にあります。
そうした傾向も踏まえると、今おしゃれにビジカジを着こなすなら、“ちょうどいいサイズ”か、“少しゆとりのあるサイズ”を選ぶくらいがちょうどいいです。
おしゃれに見せたいなら、試着はめちゃくちゃ大事
じゃあ自分に合うサイズがどんなものか知るにはどうしたらいいか、最も近道なのは実際にお店に足を運んで試着することです。
最近ではネット上でも気軽に服が買え、サイズ表記もありますが、初めのうちは数字だけ見てサイズ感を掴むのは中々難しいもの。
面倒だと思う方もいらっしゃるとは思いますが、もし本当におしゃれなビジカジスタイルを目指したいなら、必ず店舗へ足を運び、試着をして見てください。
必要以上にヨレていたりシミがある服は基本的にNG
これは清潔感に関わる部分ですが、もしおしゃれに見せたいなら、襟や裾がヨレていたり、汚れやシミがある服は処分してしまって問題ありません。
ヴィンテージ系の古着なら兎も角、綺麗めなビジカジコーデを組みたいならばそういった“味がある”みたいな要素は不要です。
1万円、いや5千円でも上下の服が揃う時代なので、もし新しい服を買う余裕がある方は一度ご自身のクローゼットを見直してみてください。
今ある服を手入れしたい方は、スチームアイロンがおすすめ
もし、今ある洋服が気に入っており、シワを直して着たい、という方はスチームアイロンがおすすめです。
簡易的なアイロンのようなもので、水を入れて温めるだけで使用でき、お手入れが簡単にできるのでおすすめです◎
気をつけるポイント 上半身編
無難な選択肢は襟付きシャツ、ラフにいきたいならTシャツで
ビジカジスタイルのトップス(上半身の服装)に迷ったら、一旦は襟付きのシャツやポロシャツを選んでおくとほぼ間違いありません。
シャツでカジュアル感を出したいなら“オックスフォードシャツ”という種類がおすすめ。
その名の通りオックスフォードと呼ばれる素材が使われたシャツで、俗に言う“ワイシャツ”よりも表面に凹凸があるのが特徴です。(風合いはポロシャツに近いですね)
タフな素材で洗濯にも強くお手入れも楽なので、カジュアル目なシャツの入門にちょうどいいです◎
また最近はTシャツを許容する会社もかなり増えています。Tシャツにジャケットを羽織るスタイルをよく目にしますね。
襟付きにせよTシャツにせよ、サイズ感と色に気をつけて選んでみてください。
気をつけるポイント ボトムス編
ボトムスは長さに注意。迷ったらくるぶしが隠れる長さに!
続いてはボトムス(パンツ)ですが、迷ったらくるぶしが隠れ裾がちょうど靴のかかと部分に当たるくらいの長さがちょうど良いです。
IT系の企業でよくくるぶしの上あたりの丈のボトムスをおしゃれに履きこなしている方もいますが、初めのうちはくるぶしは隠したほうが無難です。
これも正直、人によって座高や足の長さが違うので、ぜひ一度試着をしてから購入することを勧めます。
見た目のおしゃれ具合はトップスよりもボトムスのサイズ感で結構決まってきます。トップス以上に慎重に選ぶことをおすすめします!
気をつけるポイント 靴編
革靴または、黒か白の単色スニーカーでOK
正直ビジカジでも最も無難なのは革靴ですが、せっかく緩めの服装なので足元もスニーカーで楽をしたいですよね。
スニーカーを選ぶ場合は、とりあえず黒か白1色のスニーカーを買っておけば満点です。
黒か白かで悩むなら、黒が個人的にはおすすめです。
革靴に近い色であり、またボトムスを黒にしておけば色の統一感が出て脚長効果もあります。
まとめ 色とサイズ感に気を配る!
以上、ビジネスカジュアルコーデを組む際の失敗しないポイントを開設しました。
結論、上半身も下半身も、無難な色を選びサイズ感を間違えなければ、大きな失敗はなくなります。
おしゃれへの第一歩はまずは“普通”を知ること。ぜひこの記事を参考にコーデを組んでみてください◎