この記事では、第二新卒としてJTC→メガベンチャーへと転職した筆者のリアルな体験を書いています
今回は、いわゆる伝統的日本企業(JTCってやつですね)からメガベンチャーへと転職した筆者が実際に見て感じた、「社員が若い会社」のメリットデメリットを自分なりの視点でまとめてみました。
まずは自分の転職前後の環境変化を前提としてお話ししつつ、本題に入っていこうと思います。
前提:転職前後の環境変化
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
僕の転職前後での環境の変化は上の表の通り。今回は表の中でも、「平均年齢」の部分にフォーカスして実感した変化を書いていこうと思います!
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仕事がやりやすい・相談しやすい
個人的に社員が若い会社のいいところとしては、同世代の方が多いので相談がかなりしやすいという点です。
目上の方が多いと、相談していいと頭ではわかっていても中々踏み出せないもの。一方で同い年やほぼ同年代の方が多い職場であれば、雑談感覚で相談に乗れるのは強みです。
とはいえ相手も仕事中ではあるので、何でもかんでも相談すればいい、ではなくしっかり自分で内容整理して論点をまとめることはどんな会社でも必要です。親しき仲にも礼儀ありですね。
同じ趣味の仲間も見つかる可能性が高い
単純に同世代の母数が多いので、気の合う・趣味の合う仲間が見つかる可能性も高まります。
特にメガベンチャー系は筋トレ・サウナ・酒好きが多いです。これが弊害にもなるのですが、僕もサウナは好きなのでそこだけありがたく享受しています。笑
多少尖っていても許容されやすい
周りもみんなが若い分、服装や仕事のスタイルが多少他と違っていても(奇抜すぎるのは組織人としての問題になるので別ですが!)、許容というか何も思われないのもいいところです。
特にメガベンチャー系は私服通勤OKな会社もあるため、個性を尊重してくれる雰囲気はあります。
これは僕の会社だけかもしれませんが、飲み会を強制されることもありません。僕は朝少し早めに来て、さっさと定時で帰ってます。笑
社員が若い会社の弊害
一部社員の飲み会民度がかなり低い
ここからは社員が若いことによる弊害の部分をお話しします。
個人的に一番嫌なのがここ。若さが溢れてしまっている分、飲み会になると羽目を外しすぎる方が一部で見られ、それを止める役割の管理職が圧倒的に不足している(何なら一部管理職の民度も。。。)のが欠点。
僕はお酒が全く飲めず、それをかなり公言しているので露骨なアルハラはありませんが(それやったら一発アウトですし、その辺はその社員達のリスクになるので)、あまり強くは言えないタイプの方へのハラスメントまがいの行為は普通に見られます。
最近は規制にかなり力を入れ始めているようですが、まだ抑えきれていない、というのが実情です。
飲み会を完全になくすのも現実的には難しいですし、会社側も苦労しているんだろうなあとは思います。
深く関わると人間関係が面倒
これも飲み会の話と似たようなジャンルの話ですが、若い人間が多い分、大学のサークルっぽい人間関係のめんどくささが一部に残っています。
恋愛とか好き嫌いとか、その辺の仕事とは関係ない部分の噂話で盛り上がったり、合コンチックな飲み会は日常茶飯事です。
僕はそもそも前職でも現職でも、仕事で関わる方とはそれほど近しい関係になろうと思って仕事をしていないのでそれほど気にしていないのですが、「友達増やしたい」「みんなと仲良くしたい」という思いがある方は結構苦労されているな、、、という印象です。
マネジメントが行き届いていない
最後は仕事の話で。笑 社員が若い分いわゆるマネジメント・リーダー層も若い方が多く、30歳未満でもリーダー的ポジションに就く方も相応にいます。
もちろん能力があってそういった役職についている方が大半ではあるものの、会社全体として経験値がまだ低く、マネジメントが完全に浸透しているか、と問われると「してます」とは言い切れない状況です。
ここも個人的には自分でやること決めて自分なりの仕事ができるからあまり気にはならないのですが、組織として成長していくならこの辺の強化は必須なんだろうな〜とか思いながら仕事してます。
まとめ:若さゆえの弊害があることは認識必須!
以上、社員が若いことによるメリットデメリットをまとめてみました。
JTCの独特の古臭さに嫌気がさして転職を考えている方もこの記事を見てくださっている方には多いかと思います。
もちろん若い会社にもメリットはたくさんありますし、成長できる環境も多いです。ですがだからこそ一旦落ち着いて立ち止まり、それぞれのメリット・デメリットを比較した上で転職を考えてみてください。
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