この記事では、筆者が転職活動に要した時間と具体的なスケジュールをまとめています
今回は、新卒3年目の半ば・第二新卒で転職をした僕が実際にどのようなスケジュールで転職活動を行なっていたのか具体的にまとめました。
僕のように初めて転職活動をされる方は、そもそも何をすればいいのか、そしてどれくらいの時間がかかるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方にとって少しでもお役に立てるよう、なるべく僕がやったことと時期感を具体的に書いてまいります。
今回は前半部分・面接前の土台作りの部分について話します。
目次
前提:僕の転職前後の環境変化
このブログの転職関連の記事では毎回記載しているので、もしすでに知っているという方は読み飛ばしてください◎
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
ざっくり業界も会社も社員も若返ったようなイメージです。笑
若返ることのメリットデメリットは別記事にまとめているので、こちらもぜひご参照ください◎
ここから、実際のスケジュールについて詳しくお話ししていきます!
結論:3ヶ月~4ヶ月程度・長くても半年くらい
まずは転職活動のトータルの期間については、基本的には3ヶ月から4ヶ月程度、長くても半年くらいかなというのが所感です。
転職先がほぼ決まっていて内定も堅いような場合であればもっと短期決戦になるとは思いますが、基本的にはこれくらいはかかるかなと。
逆にあまりに長すぎると息切れも起こしますし、面接のたびに会社をちょくちょく休むことにもなるので現職の仕事面や印象的な面でもあまり良くはありません。
人生を左右しかねない決断だからこそ、短絡的すぎず冗長すぎず、きっかり期間を決めて取り組むべき活動です。
ここからは、3ヶ月、4ヶ月の間に具体的にどんなことをしたのか、どんなスケジュールで進んだのかまとめていきます。
第一段階 土台作り 1ヶ月程度
エージェントや転職サイトへの登録
まずは転職市場にどんな会社があるのか、そして自分自身をその市場へと送り出す必要があるので、「受ける業界や会社がもう明確に100%決まっている」場合以外は基本的には転職サイトやエージェントに登録するべきだと思います。
特に初めての転職なら尚更。右も左もわからない状態でいきなり企業に応募するのは得策とは言えません。
転職サイトを幾つかと、口コミサイト「OpenWork」、必要であればエージェントの登録を行いましょう。
Openworkは現職や転職した方の企業の口コミ・評価を見れるサービス。
前職の口コミや今の会社の口コミが割と信憑性高く、ならば他の会社の口コミも信憑性が高そうということでおすすめです。
僕は時間があまり取れなかった&ある程度受ける業界は決めていたのでエージェントは登録しなかったのですが、僕の周りで転職を成功させている方はエージェントに登録している方も結構いたので、ここは人によって必要性は変わるかなと思います。
自己分析
受ける業界や企業を決めるためには自分の軸や価値観を定める(知っておく)ことが大切ですが、ここは沼りやすいポイントなので注意。
自己分析はあくまで転職のための手段なので、目的化しないよう注意してください。
以下、個人的に効果があると考える自己分析のやり方2選です。
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」内の自己分析手法
USJをV字回復させたことで有名なマーケター・森岡氏の著作にて、自己分析を「動詞化」して行う手法が紹介されています。
自分の好きなことやしたいことを書き出してまとめることで価値観を可視化する、地道な作業ですが取り組むことで軸が見えてきます。
自己分析以外の部分も参考になる箇所がたくさんあるので、まず読んでほしいおすすめの一冊です。
数分でAIが価値観を可視化してくれる「ASSIGN」
やりたいことを書き出して〜、の前にもっとサクッと価値観を可視化したい方は、「ASSIGN」というサービスもおすすめです。
こちらは転職サイト・エージェントを運営するアサイン社が提供しているサービスで、20数問の質問に答えるだけでAIが自分の価値観をレーダーチャートで可視化してくれます。
僕も実際のこのサービスを利用して自己分析の第一歩を踏み出しているのですが、今思い返すと結構この価値観チャートは当たっているなあと実感しています。
実際の僕の診断結果です。インドア派で活力はないけど知的好奇心はあり、割と孤独を好む、一言で言えばマジで面倒な性格がよく現れています。。。笑
登録は無料で診断可能で、この診断結果をもとにおすすめの業界を紹介してくれたり、エージェントと相談することもできるのでおすすめです◎
前編まとめ:土台作りは1ヶ月程度・長引きすぎないように!
ここまでが、業界を決めて面接を受けるまでの土台作りにかけた時間と実際にやったこと、でした。
ポイントは時間をかけすぎないこと。特に自己分析はやろうと思えば無限にできるので、無駄に期間が間延びしがちです。
紹介した二つのツールをうまく使いつつ、1ヶ月、どれだけ長くても2ヶ月程度である程度土台を固めるべきだと僕は考えます。