この記事では、第二新卒でSaaS業界へと転職するメリットを、実際に転職した筆者の視点から紹介しています。
昨今、転職市場において人気が高まっている“SaaS業界”。業界としても人材獲得に注力しており、特に20代中盤〜30代前半あたりの方は気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に金融業界からSaaS業界へと転職した筆者が、転職して感じたメリットを3つご紹介しようと思います。
前提:僕の転職前後の変化について
まずは、僕が実際に金融業界からSaaS業界へと転職した際に起こった変化について、下の表にまとめました。
転職前 | 転職後 | |
業界 | リース業界 | SaaS業界 |
会社規模 | 1000人前後 | 1000人前後 |
給料 | 残業が減ったため手取りやや減少 | |
残業時間 | 月平均30時間 | 月平均10時間 |
平均年齢 | 40歳前後 | 30歳前後 |
職種 | 営業 | 営業 |
飲み会頻度 | 月に一度 | 月に一度〜二度 |
会社の規模に大きな変化はありませんでしたが、最も大きな変化は残業時間が減ったことと、社員が若くなったことです。
個人的には残業を減らして副業や趣味を広げていきたかったので非常に満足しています。
それでは、ここから本題で、実際に転職してわかったメリットを3つご紹介します。
メリット1 「営業」をきちんと学べる
SaaSは業界全体として伸びており、それぞれの領域において競合となる会社も増えている状況です。
したがって、しっかり自社サービスの良さを訴求できるような営業力は必須になってきており、成果にこだわりが少しでもあるなら、自ずと営業力が身に付いてきます。
会社によって雰囲気は全然違いますが、割とポジティブな方も多く、切磋琢磨しながら力をつけていくことができます。
メリット2 ビジネス・営業形態が比較的新しい
SaaS業界の特徴として、そのビジネスモデルの新規性や営業形態の特殊性が挙げられます。
SaaS業界の企業は基本的に毎月一定額を課金するサブスクリプションモデルを採用しており、このモデル自体がまあ定番にはなりつつも、長い歴史の中で見れば比較的新しい形態です。
このサブスクリプションモデルはネトフリやAmazonプライム等にて、私たちの生活にもはや欠かせないビジネスモデルになっています。
そんな新しい時代のビジネスモデルを実際に働きながら学べることは、仮に別の業界へとまた転職する際も役に立つでしょう。
またSaaS業界のもう一つの特徴は、“THE MODEL”と呼ばれる営業の分業体制をとっていることです。
ザモデルは簡単に言えば、営業はアポ取り部隊、商談部隊、契約後フォロー部隊の3つに分かれており、それぞれ専門性を磨いて顧客へとアプローチをします。(実際はもう少し複雑だったり、細かく分かれていたりしますが、ざっくり)
この形態をとることで、自分が磨きたいスキルや得意分野に合わせて仕事をすることができます。
メリット3 同世代の社員が多い
前提の部分でも触れましたが、SaaSは業界としても若く、会社も社歴が浅い会社が多い、また社員も若手が多く集まる業界です。
これは弊害もあるため100%最高だ!とは言えないのですが、とはいえ同世代が多いと、相談がしやすかったり職場の雰囲気はいい意味で活気があります。
この辺は好みが分かれるので一概には言えませんが、メリットと捉える方にとってはかなり魅力的です。
ちなみに僕はあまり騒いだりお酒を飲む方ではないので、初めは少し苦労しました。。。笑
まとめ:伸びている若い業界
結論、SaaS業界は若くてまだまだ伸びている業界であり、その特徴からメリットを3つ挙げさせていただきました。
業界が若い故にベンチャー規模や気質な企業も多く、選ぶのは簡単ではないのですが、それでも魅力的な企業が増えていきているのは事実です。
「しっかり営業力をつけたい」「若手の同世代が多い職場で働きたい」こういった思いがある方には向いている業界だと個人的に思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。