前の会社を辞める際、退職する旨を伝えるために緊張と不安を乗り越えた方法を記事にしています!
転職する際に気まずい瞬間ランキングで常に上位にあるのが、「今の上司に退職の意を伝える瞬間」です。
私も会社を辞めることを伝えた際は正直気まずかったですし、周りの転職経験者の話を聞いていても、上司に伝える瞬間が一番嫌だった、という方も結構います。
今回は、「上司に転職する/仕事を辞めることを伝える」際のポイントや実際に緊張を乗り越えた方法をお伝えします。
目次
緊張を乗り越えた方法
誰もいない時間に会議室で話をした
転職の話を人がいるところで話すのは気が引けますし、そもそもマナー的にどうなんだ?というのもあり、僕は朝の早い時間に会議室をとってそこで上司と話をしました。
いわゆる「1on1」が頻繁に組まれている会社であれば業務時間中に時間をとって報告することも自然ですが、前の会社はそういった文化がなく、業務時間中に上司を部下が呼び出して話をする・・・自体が不自然なことでした。
したがって、たまたま上司が常日頃から朝早く来る方だったので、始業前の人がほとんどいない状況で話をした流れでした。
会社に報告する気まずさを減らす方法としては「人がいないタイミング・場所で話すこと」がまずは挙げられます。
余計なことは言わない「何月にやめて転職します」だけを伝える
緊張を和らげた2つ目の方法は、「何月に辞めて、転職します」だけを自分から言う、と決めていたことです。
これは別に質問にも何も答えない、というわけではなく、「聞かれるまでは答えない」スタンスでいる、ということを決めていました。
転職を伝える立場としては心理的にもどうしても弱い立場としてなってしまいがちだからこそ、自分から墓穴を掘ることはしないよう努めていました。
そしてあらかじめ伝えることを決めておくことで、実際に伝える際にも変な迷いなく伝えることができたのでこの方法はオススメです。
対等な立場である、というスタンスを持つ
緊張しない3つ目の方法は、変に上下関係をつけず、対等な立場であることを意識する、です。
これは自分が下の立場であると思っている方には変な緊張を和らげるのに効果的だと思うのと、逆に自分の方が偉いんだ、というスタンスを持っている方にも、変なトラブルを起こさないためにも持っていてほしいスタンスです。
確かに雇われている以上は会社のルールに則って働くべきですし、法律から逸脱していたりよほど理不尽でもない限り、転職に関する部分も会社のルールがあるならそれに沿って活動はすべきです。
ただ一方で働く・働かないの選択自体そもそも自分で選ぶべきものですし、その会社での労働を強制されているケースは、転職する方ならばほとんどないでしょう。
したがってルールをきっちり守ったうえで、伝えるべきことは伝える、という対等なスタンスをとることで変にへりくだって臆することなく事実を伝えることができます。
まとめ:対等な立場で、伝えるべきことを端的に伝える
まとめると、転職を伝える際に緊張しない方法としては、変に上下関係を意識せず、話す内容をあらかじめある程度決めておくこと、を個人的にはオススメしています。
ぶっちゃけ内容が内容だけに、伝える際に平常心でいるのは難しいもの。
だからこそ、自分のスタンスや伝えることを明確にして、いわば役者っぽい立ち回りで乗り越えていきましょう。